炭焼き、炭焼き体験
昔は家庭の大事な燃料として使われてたのが、炭です。東布施の福平、池尻、田籾、嘉例沢、笠破などの山間地では昔から農業のほかに炭を焼く仕事もしていました。この大切な炭は戦後、多くの人たちによって、たくさん生産されていました。昭和40年前後には、燃料として電気やガス・石油などが多く使われるようになって安くならない炭があまり使われなくなり、東布施地区でも炭焼きが一時無くなりました。
昭和40年代後半に途絶えた炭焼き施設を復活、現在、高齢者が中心となって製炭活動を行い、炭の販売や子供達の体験学習の指導等に取り組んでいる。 ・現在、炭材の入手が困難となっており、年間6〜7回の釜入れを行なっている。・1回の釜入れで作成できる炭は、400Kg〜450kgである。
・特長として、炭が良質で火が長持ちする。
・黒部 魚の駅(生地)で焼き魚をする時に使用している。
![]() |
ナラ炭5Kg1,200円原木:ナラ |
![]() |
雑木炭15Kg2,700円原木:くり、ほうの木、雑 |
![]() |
もくさく酢1.5L1,500円 |
![]() |
竹さく酢1.5L3,000円 |
釜戸の作成状況








炭焼き工程
1.山から炭材を切り出し2.長さを50cmぐらいに切りそろえる
3.撒き割り機で割る
4.釜に立てて入れる
5.焚口を赤土で止め密閉する。
6.焚き木を前面に投入し着火(ふったき)
7.1日追炊きを行い、釜の中の温度が83℃になると追炊きをやめ釜まどを密閉する。
8.2〜3日燃やし続け、煙が青しろくなって、煙が出なくなると、約360度に熱せられている。炭化完了
9.釜戸内が冷えるまでまって釜だしを行なう。
炭焼き体験(小学校生徒)







