2011/5/14 22:00PM
Category: お知らせ

●布施谷で“短歌集 川柳句集”出版相次ぐ

布施谷文化発祥の地で、短歌や川柳として詠んできた作品を、短歌集・川柳句集として3人の方が相次いで出版されました。
誰もが歩む高齢化社会、今回出版された大先輩には、年齢をものともせず、新しいことを学び、挑戦する意欲と実行力に、敬意を申し上げます。 ちなみに、竹田和夫氏の父故浅吉氏(吟月)は、早稲田大学出版部の文学講義録にて独学、満81歳で2000首あまりをまとめ、歌集“野菊”として出版、その後89歳にて第2集“流星”を出版。
昔から『人は一代、名は末代』と言われますが、こう云った作品は子々孫々まで語り継がれていくことでしょう。以下に巻末一文を箇条紹介。

◆柳 沢  竹田和夫  短歌集 “旅と布施の里”( 発刊平成21年5月) 
農民一筋に過ごしてきましたが、我流ではあるが折々に歌を詠んだものをまとめた。 私の故郷、布施の里、そして十二貫大地の自然豊かな地に生まれたことを誇りに思い、表題を“旅と布施の里”とした。 発刊にあたり、父吟月の師、友である柴垣光朗先生にも補筆を頂いたことに感謝申し上げます。

◆阿弥陀堂 中村あき子 川柳句集 “ふるさと”( 発刊平成22年12月) 
私と川柳との出会いは、友人の誘いで平成17年「川柳黒部の会」に入会がきっかけ、自分自身の川柳作句の未熟さも顧みず試行錯誤し5年経ちました。会長の勧めで句集発行に挑戦、今まで詠んだものを300句選び、パソコン入力・印刷・製本まで全部手作りです。今後も楽しみながら川柳作りを極めていきたいです。

◆池 尻  池崎悦子  川柳句集 “自由席”( 発刊平成23年4月) 
6年前までNHK学園の「俳句講座」で学ぶ、平成17年に市生涯学習課で川柳教室が開講、参加し川柳と出会う。 川柳の成り立ちや3要素・俳句との違い・推敲の仕方等を学び5回の講座が修了した。その後受講生総意で「川柳黒部の会」が結成され、以後5年が経過。 昨年末、会長の勧めで句集作りに挑戦。 今まで詠んだものを300句選び、全て手作りで句集を発行できました。タイトル「自由席」は自分だけの自由な時間として作句を楽しんでいきたいと考え決めました。